『ラーマーヤナ』 Ramayana (サンスクリット語)

…「ラーマ(「心地よい」)王がゆく」。

  cf. ラーマ「心地よい」とアヤナ「行く、進む」から。ラーマ王は、インド人の民族的 

  な英雄とされたが、ヴィシュヌ神の化身として神格化されると、崇拝の対象とされる

  ようになった。

   作者は生没年不詳のヴァールミーキ Valmiki 「蟻塚から出てきた人」(彼は盗賊だ

  ったが改心して長い瞑想に入ると、周りが蟻塚<ヴァールミーカ>に囲まれたことか

  ら)とされる。

   司馬遼太郎の『竜馬がゆく』をサンスクリット語で言うと、 Ryomayana になる。